神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜海水浴場が2019年は7月1日に海開き。車椅子で利用しやすい海水浴場が誕生しました。車椅子のための主なバリアフリー対策を紹介します。
○海岸に木製ボードを設置
車椅子では通行できない砂浜を横断する木製ボードが設置されました。約20軒の海の家と途中にあるトイレを結ぶバリアフリー歩道で、幅は約1.5m、長さは約800mと公表されています。
○波打ち際までの防砂マット
その木製ボードから波打ち際までは、車椅子で通行可能なマットを敷設。延べ100mの防砂マットが用意されます。
○水陸両用車椅子の貸し出し
2016年から始まった水陸両用車椅子の貸し出し。2019年は土日祝日に介助スタッフが2名配置されます。
来年2020年の海開きまでには、国道134号線から海岸へ下りるスロープの設置が計画されています。
≪生きるちから舎バリアフリーニュース 2019年7月10日付≫