埼玉県 宮代町郷土資料館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

南埼玉郡宮代町の郷土資料館です。アクセスは東武動物公園駅から徒歩20分の案内。隣接施設と供用の広い来館者用無料駐車場が用意されています。

宮代町郷土資料館

駐車場から舗装通路を通り郷土資料館へ向かいます。車椅子での移動に大きな問題はありません。

宮代町郷土資料館

郷土資料館エントランスの近くに、1台分の身障者用駐車スペースが設けられています。利用したい場合は事前に郷土資料館への連絡が必要です。

宮代町郷土資料館

段差迂回スロープを上がり郷土資料館入口に進みます。宮代町郷土資料館は無料公開されています。

宮代町郷土資料館

館内はバリアフリー仕様で、1Fの常設展示室は車椅子で観覧可能。古代から現在までの宮代の歴史民俗を学ぶことができます。

宮代町郷土資料館

バリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、シンプルな設備のトイレです。

宮代町郷土資料館

宮代町郷土資料館は古民家などの野外展示が充実しています。一軒の入口には段差回避スロープが設置されていました。

宮代町郷土資料館

もう一軒の古民家は車椅子で外観を見学できます。

宮代町郷土資料館

縄文時代の竪穴式住居復元展示もあります。

宮代町郷土資料館

竹林の中を散策できる舗装路面の散歩道があります。今回取材時は、爽やかな風が吹き抜けていました。

宮代町郷土資料館

宮代町郷土資料館は車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。

(本稿は2025年6月に執筆しました)

宮代町の日本工業大学キャンパス内にある「工業技術博物館」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

日本工業大学 工業技術博物館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

工業技術博物館は埼玉県宮代町の日本工業大学キャンパス内にある「工作機械を学ぶ」博物館です。開館は1987年。体育館のような大きな建物の中に、歴史的価値の高い工作機械など400点以上が展示されています。無料公開されている博物館で、来館者用の無料駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースはエントランスの近くに設けられています。

工業技術博物館

スロープを上がり博物館のエントランスに進みます。受付で簡単な記帳をして入館。約7割は動態保存されている工作機械が並ぶ館内は、油のにおいが漂います。館内は自由見学。博物館のHPでは、お薦めの見学ルートが紹介されています。

1F展示場はすべて車椅子で見学できます。2F展示場へは階段のみ。博物館内のトイレは一般トイレのみでバリアフリートイレはありません。

工業技術博物館

屋外にも展示物があります。駐車場横の車両は、約100年間働いた箱根登山鉄道電車です。

工業技術博物館

明治24年英国製のSLは動態保存されています。

工業技術博物館

SLの車庫内は見学ができる展示室になっています。

工業技術博物館

ただし出入口は段差構造なので、スタッフにお願いして簡易スロープを設置してもらい、車椅子で中に入ります。

工業技術博物館

車庫内は、階段以外は車椅子で見学できます。

工業技術博物館

工業技術博物館は他に類のないユニークな博物館です。

(本稿は2025年6月に執筆しました)

宮代町の農業公園「新しい村」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

宮代町 新しい村 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県宮代町、東武動物公園のすぐ近くにある農業公園です。「山崎山」という里山を開発して2001年に公園として開園しました。市民農園や収穫体験が出来る田や畑、集会所、釣りが出来る調整池、芝生広場など、里山の景観を残した空間が広がります。

里山エリアは未舗装でアップダウンがあり、車椅子では無理のない範囲での利用になります。核施設として直売所「森の市場結」と「森のカフェ」があり、車椅子で利用可能です。

「新しい村」の各所に無料駐車場が用意されます。「森の市場結」の横にも駐車場があり、身障者用駐車区画が1台分あります。

駐車場から「森の市場結」と「森のカフェ」があるコーナーへは、舗装路をほぼフラットに移動して車椅子で行くことができます。

円形のフラットスペースの円周に沿うように「森の市場結」と「森のカフェ」とトイレが配置されます。ここにバリアフリートイレが1つ用意されています。

「森の市場結」は円形の建物です。物産品や惣菜があるコーナーはやや広く、連続した構造ですが農産物のコーナーはやや狭い構造です。店内の通路幅はあまり余裕がありません。混雑時の車椅子でのお買い物は苦戦します。床面はフラットでデコボコはほとんどありません。

「森のカフェ」は小さなお店です。店内にフリーテーブルが置かれ、カウンターで注文するセルフ方式。構造的にはフラットなので車椅子での利用は可能です。円形の屋外フラットスペースにもフリーテーブルが配置されています。季節良い好天の日は、外のテーブル席も車椅子で利用できます。

ショップとカフェは車椅子で利用できます。東武動物公園のジェットコースターを見ながら、里山を楽しめる公園です。

(本稿は2019年3月の取材に基づいています)