埼玉県宮代町、東武動物公園のすぐ近くにある農業公園です。「山崎山」という里山を開発して2001年に公園として開園しました。市民農園や収穫体験が出来る田や畑、集会所、釣りが出来る調整池、芝生広場など、里山の景観を残した空間が広がります。
里山エリアは未舗装でアップダウンがあり、車椅子では無理のない範囲での利用になります。核施設として直売所「森の市場結」と「森のカフェ」があり、車椅子で利用可能です。
「新しい村」の各所に無料駐車場が用意されます。「森の市場結」の横にも駐車場があり、身障者用駐車区画が1台分あります。
駐車場から「森の市場結」と「森のカフェ」があるコーナーへは、舗装路をほぼフラットに移動して車椅子で行くことができます。
円形のフラットスペースの円周に沿うように「森の市場結」と「森のカフェ」とトイレが配置されます。ここにバリアフリートイレが1つ用意されています。
「森の市場結」は円形の建物です。物産品や惣菜があるコーナーはやや広く、連続した構造ですが農産物のコーナーはやや狭い構造です。店内の通路幅はあまり余裕がありません。混雑時の車椅子でのお買い物は苦戦します。床面はフラットでデコボコはほとんどありません。
「森のカフェ」は小さなお店です。店内にフリーテーブルが置かれ、カウンターで注文するセルフ方式。構造的にはフラットなので車椅子での利用は可能です。円形の屋外フラットスペースにもフリーテーブルが配置されています。季節良い好天の日は、外のテーブル席も車椅子で利用できます。
ショップとカフェは車椅子で利用できます。東武動物公園のジェットコースターを見ながら、里山を楽しめる公園です。
(本稿は2019年3月の取材に基づいています)