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足尾環境学習センター

足尾鉱山の公害により荒廃した栃木県日光市足尾町の松木地区。足尾環境学習センターは、砂防ダムがある銅親水公園内に、2000年に開設された「自然の大切さと環境問題が学べる施設」です。場所はわたらせ渓谷鉄道の終点「間藤駅」から約3㎞先。銅親水公園は山間にあり、アクセスは車が便利です。一般駐車場は公園の入口にあり、そこから階段路を通り足尾環境学習センターへ向かいます。

足尾環境学習センター

車椅子利用者は足尾環境学習センターのエントランス近くに用意されている、身障者用駐車スペースを利用します。一般駐車場から案内に従い、細い道を進みます。

足尾環境学習センター

細い道の先に身障者用駐車スペースが2台分あり、予約不要で利用できます。

足尾環境学習センター

身障者用駐車スペースから段差回避スロープを通り、足尾環境学習センターのエントランスに向かいます。

足尾環境学習センター

緩やかで短いスロープを上がります。足尾環境学習センターは有料の施設ですが障がい者減免制度があり、本人が無料に減免されます。

足尾環境学習センター

足尾環境学習センターは大きな施設ではありません。展示室は2室。入口にある最初の展示室で映像資料の観覧、ジオラマを使ったスタッフによる解説などで、足尾銅山の公害と再生への取り組みを学びます。内容は大人向きです。展示室内はフラットでスペースに余裕があります。車椅子で観覧できる展示室です。

スロープを上がり2つ目の展示室へ移動します。通路の壁はギャラリーで足尾の自然が紹介されています。

足尾環境学習センター

こちらの展示室もフラットでスペースに余裕がある、車椅子で観覧できる展示室です。

足尾環境学習センター

床面には「足尾大パノラマ」写真が貼られています。

足尾環境学習センター

トイレは二つの展示室をつなぐ通路の途中にあります。

足尾環境学習センター

バリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォームレット付き便器が備えられています。

足尾環境学習センター

足尾環境学習センターは、身障者用駐車スペースがあるバリアフリー施設です。

(本稿は2025年9月に執筆しました)

「日光霧降高原つつじヶ丘」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。