府中市美術館「映えるNIPPON」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

府中市美術館「映えるNIPPON」

東京都府中市、都立府中の森公園内にある美術館の企画展です。会期は2021年5月22日から7月11日まで。「映えるNIPPON」展の観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。展示室入口で障害者手帳を提示して入室します。

展覧会のサブタイトルは「江戸~昭和 名所を描く」。江戸時代の浮世絵師から昭和の画家まで、名だたる画家たちが日本の名所を描いた作品が展示されます。ケース内展示作品も含めて、すべての作品は車椅子から鑑賞できます。

府中市美術館「映えるNIPPON」

鉄道が敷かれ、宿泊施設の整備が進み、多くの民衆にとって旅が快適なレジャーと化した時代。日本各地の名所が観光地に。そこを訪れた画家たちが描いた作品が鑑賞されることで、名所を紹介する役割を担いました。

商業目的で製作されたパンフレットやポスターが展示される「観光宣伝グラフィック」コーナーもあります。鉄道会社などがスポンサーになり、観光促進を目的に創作された商業アートです。これも面白い。現代に通用する宣伝物です。

企画展に加えて、いつものようにコレクション展が同時開催されています。今回は遊び心がある1960年代の現代アート作品が中心です。

府中市美術館「映えるNIPPON」

府中市美術館はバリアフリー施設です。身障者に限り、地下駐車場を無料で利用できます。また都立府中の森公園内は舗装通路があり、車椅子での散策が可能です。

府中市美術館「映えるNIPPON」

展示室は2F。1Fにはカフェと「公開制作」を行うオープンルームなどがあります。

府中市美術館「映えるNIPPON」

「映えるNIPPON」は、日本の名所に出かけたくなる企画展です。

府中市美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。