日光の渓谷 憾満ヶ淵・含満公園 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

栃木県日光市の憾満ヶ淵(かんまんがふち)は、溶岩によってできた奇勝と大谷川の清流が織りなす小渓谷で、地蔵群と化地蔵散策が観光客に人気のパワースポットです。田母沢御用邸の近くで神橋から徒歩で散策可能。最も近い駐車場は含満公園の無料駐車場です。一番奥が身障者用駐車スペースで、駐車場には公衆トイレがあります。

憾満ヶ淵

公園のバリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、トイレットペーパーがあり、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。とても綺麗なトイレでした。

憾満ヶ淵

含満公園の駐車場から憾満ヶ淵までは、全行程未舗装路面を通ります。車椅子が動く路面もありますが、多くの箇所はデコボコが多い路で、車椅子での移動は快適ではありません。悪路に強い車椅子利用者向けの散策路です。

憾満ヶ淵

悪路を進み、寺門の段差を乗り越えることが出きれば、太子堂までなんとか車椅子で移動できないことはありません。しかしここまでが車椅子散策の限界です。

憾満ヶ淵

ここから先の渓流沿いの散策路は、デコボコが激しく一般的な車椅子での移動は困難です。この付近から景観を楽しむ観光になります。

憾満ヶ淵

少し立ち上がることができる人は、太子堂付近から大谷川の渓谷を見下ろすことができます。これだけでも見る価値のある自然美です。

憾満ヶ淵

日光憾満ヶ淵の車椅子観光は限界がありますが、無理をすれば小渓谷の一端を垣間見ることができます。

(本稿は2023年9月に執筆しました)

「日光田母沢御用邸記念公園」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

千葉 清水渓流広場・亀岩の洞窟 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

洞窟から差し込む光が水面に反射してハート形を描き出す「亀岩の洞窟」は、千葉県君津市の笹川上流に整備された清水渓流広場にあります。観光ポイントは濃溝の滝と亀岩の洞窟の見学、そして蛍が舞う木道の散策です。無料駐車場からこれらをつなぐ「散歩道」が整備されていて、清水渓流広場を構成しています。

亀岩の洞窟

ところが散歩道の途中に階段があるため、車椅子では周回できません。亀岩の洞窟の見学か、木道の散策か、どちらかのコースを選択することになります。無料駐車場に身障者用駐車スペースが設けられています。どちらのコースを選択しても駐車場はここを利用します。

亀岩の洞窟

先に亀岩の洞窟見学コースから紹介します。身障者用駐車スペースの近くにある案内標識に従ってトイレ棟横の散歩道に進みます。

亀岩の洞窟

ほぼフラットな舗装通路を通ります。

亀岩の洞窟

車椅子で移動できる終点に「幸運の鐘」があります。ここから亀岩の洞窟が見学できます。

亀岩の洞窟

この先は亀岩の洞窟の高さまで下りる階段路です。

亀岩の洞窟

階段路を下ると、濃溝の滝と亀岩の洞窟と同じ高さにでます。ただし写真の位置は川の中に入った地点で、散歩道からは亀岩の洞窟を正面から見ることはできません。車椅子では幸運の鐘の横から鑑賞するのがベストポジションです。

亀岩の洞窟

木道の散策を楽しむ場合は、駐車場の入口付近まで移動し、そこから折り返しスロープ路を下ります。

亀岩の洞窟

車椅子は後ろ向きがよい角度です。

亀岩の洞窟

スロープ路を下りて木道に入ります。木道はフラット。車椅子で問題なく散策を楽します。

亀岩の洞窟

木道は亀岩の洞窟の近くまで続きます。豊かな自然を楽しめる散歩道です。晩秋は紅葉が美しいそうです。

亀岩の洞窟

今回取材時はカキツバタなどが鑑賞できました。素敵な散歩道です。

亀岩の洞窟

亀岩の洞窟近くのフラットなスペースが車椅子散策の終点です。ここからは亀岩の洞窟はよく見えません。

亀岩の洞窟

この高さから亀岩の洞窟を見学するためには、段差を下り川原に降りる必要があります。車椅子で来た道を引き返して帰ります。

亀岩の洞窟

移動が楽なのは駐車場から幸運の鐘までの散策です。体力に自信のある方は、木道を含めた散策に挑戦してください。

(本稿は2023年7月に執筆しました)

近隣にある「里のMUJIみんなみの里」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

鬼怒川上流 五十里ダム見晴台 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

栃木県日光市を流れる利根川水系の男鹿川に建設された「五十里(いかり)ダム」には、車椅子で立ち寄れる見晴台があります。

アクセスは車が便利です。会津西街道に面して駐車場があります。身障者用駐車スペースの設定はありませんが、乗降しやすい場所に駐車すれば問題ありません。

五十里ダム見晴台

五十里ダム見晴台からはダム湖と下流域の景観を楽しめます。堤高は112.0mで1956年の完成当時は日本一の高さを誇るダムでした。放流する日時を選べば、豪快な水流を眺めることができるスポットです。

五十里ダム見晴台

湯西川温泉へ向かう途中にある「湯西川水の郷」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2023年3月に執筆しました)