茨城県筑西市にある「自然・健康・文化」をテーマにした「ザ・ヒロサワ・シティ」。その中にある乗り物のテーマパークが「ユメノバ」です。廣澤美術館や交流会館などのバリアフリー情報は別稿「茨城 ザ・ヒロサワ・シティ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」をご参照ください。
ユメノバへのアクセスは車が便利。受付入場棟の近くに身障者用駐車スペース設けられた駐車場があります。
駐車場からフラットな舗装路面を通り受付入場棟へ移動できます。
受付入場棟の出入口は段差解消されています。
棟の中には受付と売店があります。ユメノバは有料の施設ですが障がい者割引制度があり、本人と介助者1名の入場料が減額されます。
大型遊具などがある野外広場に沿って進むみます。
その先に「グライダー模型飛行機館」があります。ユメノバの各施設棟の多くは、出入口に小さな段差がありますが、それを乗り超えればフラットな展示スペースが広がります。
最も大きな屋内展示場がある「科博廣澤航空博物館」。YS-11などが展示されています。車椅子で観覧できる施設です。
展示されている航空機は7機。いずれも歴史的に価値のある名機です。
レールパークは屋外施設。歴史的に価値のある鉄道車両12両が展示されています。段差解消スロープが設置されているので、車椅子でほとんどの車両に近づけます。
寝台車「北斗星」は宿泊体験ができます。
SLや電気機関車が展示されています。
各所に段差解消スロープが設置されています。
「宇宙館」は小規模な施設。出入口の小さな段差に気を付ければ車椅子で観覧できます。
「ヘリコプター・ソーラーカー館」はスペースに余裕がある施設です。
館内はフラットな構造。展示物を車椅子で観覧できます。
「クラシックバイク博物館」も館内はフラットな構造。世界の名機を車椅子で観覧できます。
「消防自動車博物館」は大型施設。展示物の数の多さに圧倒されます。
サイレンだけが展示されるコーナーがあります。
多くの消防車両はサイレンを鳴らすことができます。
「ミニカー館」はやや狭い施設ですが、車椅子が移動できる幅の通路です。
「船の博物館」は屋外展示施設。クルーザー3隻、屋形船1隻が展示されています。
「熱帯植物園」はハウス内の施設。出入口の段差に気を付ければ車椅子で観覧できます。
「サボテン園」もハウス内の施設。航空機の展示もあります。
フラットでスペースに余裕があるハウスです。
「バナナ園」もハウス内の施設で、ここは通路幅にあまり余裕がありません。ところどころバナナにぶつかりながら、舗装通路上を車椅子で移動して観覧します。
バリアフリートイレは園内各所にあるほとんどのトイレ棟に併設されています。ユメノバは東京ドーム1.2個分の敷地に多くの施設が点在する大型施設です。
(本稿は2024年6月に執筆しました)