筑波宇宙センター 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

筑波宇宙センター

「筑波宇宙センター」の自由見学施設は、車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

筑波宇宙センターへのアクセスは車が便利です。「東大通り」から正門を通り、そのまま施設内へ入ります。特別な入場手続きはありません。

無料駐車場があります。「総合案内所」前、「ロケット広場」前、「スペースドーム」前の3カ所に身障者用駐車スペースが用意されています。通常一般来場者は「スペースドーム」前の駐車場に誘導されます。

筑波宇宙センター

1972年創設。敷地面積53万㎡。日本の宇宙開発の中枢センターです。一部例外はありますが、基本的にはバリアフリーで、車椅子で宇宙の魅力を楽しめます。

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「ロケット広場」に展示されているのは、全長50mの本物ロケット「H-Ⅱロケット」。燃料を注入すれば、本当に飛ぶそうです。

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屋内展示施設の名称は「スペースドーム」。入場無料の施設です。2015年にリニューアルされ、バリアフリーが進みました。

筑波宇宙センター

館内には綺麗なバリアフリートイレが用意されています。一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

筑波宇宙センター

「スペースドーム」内の展示は、車椅子で見学できます。「ドリームポート」と呼ばれる100万分の1スケールの地球の展示から始まり、ロケットや人工衛星のモデル、エンジンや通信機器のモデルなどの展示が並びます。そして「はやぶさ」の2分の1モデルがあります。

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国際宇宙ステーション「きぼう」の実験棟のモデルがあり、一般の人は階段で船内へ入ります。

筑波宇宙センター

車椅子利用者向けに昇降機が用意されています。

筑波宇宙センター

原則1日5回、JAXAスタッフによる展示間ガイドが行われます。途中参加、途中退出は自由。専門的な詳しい解説です。

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「プラネットキューブ」と呼ばれる別棟があり、奥にはバリアフリートイレ、そして企画展のスペースと売店があります。売店には、ここでしか買えない宇宙グッズが販売されています。JAXA「筑波宇宙センター」の自由見学施設はバリアフリーです。

筑波宇宙センター

近隣にある無料公開されている科学館「地質標本館」のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年11月に加筆しました)