毎年、みなと横浜の春は花で飾られます。そしてほとんどのイベント会場は車椅子で利用できます。2019年春に行われた主なイベント会場のバリアフリー状況を紹介します。
イベントの概要です。プロジェクト全体は「ガーデンネックレス横浜2019」で、連携イベントとして表題の「よこはま花と緑のスプリングフェア」や「横浜ローズウィーク」が開催されます。
メイン会場は横浜公園、山下公園、港の見える丘公園などの「みなとエリア」と、ズーラシアの隣接地「里山ガーデン」に分かれます。
2019年のイベント開催期間は3月23日から6月2日。「よこはま花と緑のスプリングフェア」は4月12日から5月6日。「横浜ローズウィーク」は5月3日から6月2日です。
○山下公園の状況
イベントのハイライトの一つは、プロ集団が製作する花壇のコンテスト。2019は山下公園を会場に21の花壇が展示されました。展示期間は4月12日から5月6日です。
会場はバリアフリーで、車椅子での花壇鑑賞に大きな問題はありません。
「横浜ローズウィーク」の中心となるバラ園は「山下公園未来のバラ園」と、港の見える丘周辺の「アメリカ山公園」「横浜イングリッシュガーデン」「山手イタリア山公園」などです。
「山下公園未来のバラ園」は、一部出入口の段差箇所を避ければ車椅子で散策が可能です。
○港の見える丘周辺の状況
「アメリカ山公園」へのエレベーターが出来たことで、車椅子での港の見える丘周辺へのアクセスは楽になりました。それでも少々の傾斜路や一部狭い歩道を通行するので注意して下さい。
「横浜イングリッシュガーデン」は段差がある花壇ですが、段差解消箇所を選んで進めば車椅子での回遊は可能です。
○横浜公園の状況
チューリップが咲き誇る横浜公園は車椅子で散策可能です。
横浜公園内には、車椅子で利用出来る日本庭園があります。園内通路は舗装された回遊路で出入口は2か所。途中に段差はなく車椅子で一周出来ます。チューリップ鑑賞に加えて日本庭園の鑑賞が車椅子で出来ます。
○里山ガーデンの状況
「里山ガーデン」も車椅子での散策は可能です。アクセスは車が便利。ズーラシアの駐車場を利用します。
花に彩られた春の横浜は、車椅子で楽しめるイベントが毎年開催されています。