埼玉県越谷市の東埼玉資源環境組合第一工場ごみ処理施設には、煙突を利用した高さ80メートルの展望台があり、無料で利用できます。隣接する田んぼでは毎年「こしがや田んぼアート」が開催され、7月8月の見ごろの時期には、リユース展望台から作品を鑑賞することができます。
田んぼアートの見ごろに合わせて、展望台は特別公開されます。
アクセスは車が便利。第一工場ごみ処理施設には来場者用の無料駐車場があります。下の写真は展望台から見下ろした駐車場の様子です。身障者用駐車スペースは、展望台入口からは遠い、少し離れた場所に2台分用意されています。
夏の特別公開期間の展望台の利用方法です。駐車スペースの横を通り、展望台の下に進みます。
展望台入口は自動ドアです。中に入るとすぐに受付があり、スタッフが案内して下さいます。
エレベーターで展望台に直行します。かごの大きな大型エレベーターです。
展望台は360度ビュー。窓の位置はやや高く、車椅子では窓に近づいて田んぼアートを見下ろします。遠景は車椅子から無理なく見渡せます。
バリアフリートイレは展望台横の建物の上階にあります。特別公開期間中は展望台受付のスタッフが案内して下さるので、トイレ利用の希望を伝えてください。いったん展望台棟の外に出て、横の建物に移動します。
トイレがある棟の入口は手動ドアです。一般トイレはこの先にあります。バリアフリートイレはエレベーターで上階に上がります。
バリアフリートイレはやや狭い個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。バリアフリートイレがあるフロアは、展望台棟と繋がっています。特別公開期間以外は、展望台棟から直接アクセスできるようです。
越谷市の東埼玉資源環境組合第一工場リユース展望台は、車椅子で田んぼアートが楽しめるバリアフリー施設です。
(本稿は2024年11月に執筆しました)
国内最大級の巨大なゲージで覆われた空間をオーストラリアの珍しい鳥たちが飛ぶ越谷市の「キャンベルタウン野鳥の森」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。