車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜市の中心部周辺にある観光スポットのバリアフリー状況を紹介します。

(1)岐阜公園全体

(2)岐阜市歴史博物館

(3)岐阜大仏

(4)みんなの森 ぎふメディアコスモス

(5)岐阜シティタワー43展望台

なお本稿は2019年4月の取材に基づいています。

 

(1)岐阜公園全体

○障がい者専用駐車場あり

岐阜城の麓に広がる岐阜公園。複数の有料駐車場が点在しています。その中で「大宮町駐車場」は大型バスと障がい者専用駐車場の駐車場です。駐車料金は無料に減免されます。右折入場は出来ないので注意して下さい。

「大宮町駐車場」のスタッフに障害者手帳を提示して車椅子利用を申告してください。障がい者の利用証が渡されます。それをダッシュボードのみえるところに置きます。

駐車場は広く、駐車区画はゆとりのあるサイズ。駐車場の脇には障害者用トイレがある公衆トイレが設置されています。

出庫時は利用証を返すと、スタッフが手動でゲートを開けてくれます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

○庭園内は散策可能

駐車場から博物館方面にかけては、四季折々の景観を楽しめる車椅子で散策できる庭園です。一部路面が荒れている箇所があるので、注意して車椅子で移動してください。また一部のルートは車椅子で通行できない段差などがあります。

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○ロープ―ウェーと岐阜城は段差あり

岐阜公園内から「ぎふ金華山ロープ―ウェー」で山頂の岐阜城へ行くことが出来ます。

ロープ―ウェーは料金の障害者減免がありますが、バリアフリー設備ではありません。車椅子利用の場合、スタッフが車椅子を担ぎあげて階段を上がります。

岐阜城も段差構造で車椅子での見学はできません。

また公園内にある「名和昆虫博物館」は、2Fへは階段のみの構造です。

 

 

(2)岐阜市歴史博物館

○バリアフリー博物館

岐阜公園内にある「岐阜市歴史博物館」はバリアフリー施設です。

2階建て構造で、1Fは特別展示室、2Fが常設展示室。エレベーターが1基あり、障害者用トイレは1Fと2Fにそれぞれ用意されます。

観覧料は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。

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○戦国時代の展示が人気

1Fでは年に数回特別展、企画展が開催されます。特別展示室内はフラットな構造で、車椅子での利用に大きな問題はありません。

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2F常設展は、岐阜の古代から現代までの歴史や伝統工芸品を展示解説します。フラットで展示スペースに余裕があるので車椅子での見学に大きな問題はありません。

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岐阜といえば信長。「戦国ワンダーランド」のコーナーは特に力が入っています。

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(3)岐阜大仏

○砂利路面と入口段差あり

岐阜公園の隣に建つ「正法寺」の「大仏殿」と「籠大仏」は、バリアフリーではありません。

岐阜公園から徒歩でアクセス可能な距離。境内に参拝者用駐車場があります。駐車場には障害者用駐車区画はありません。

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いずれのアクセス手段でも、大仏殿の入口は裏側。駐車場を通り裏側へ廻ります。この間のルート約30mは、砂利路面や未舗装路、小さなデコボコがあります。しかし慎重に移動すれば車椅子でも何とか通行可能です。

大仏殿への入口手前に3段、そして大仏殿への入口は木枠の段差をまたぎます。ここは車椅子では通行できません。

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○大仏殿内部はフラット構造

介助歩行など、何らかの手段で3段と木枠を突破できる人は大仏殿内へ。拝観料は障害者手帳の提示で本人と介助者が減免されます。入口段差の横が受付です。

大仏殿内はフラット構造で車椅子での参拝は可能です。同行者が大仏殿内に車椅子を運べれば、大仏の周囲を車椅子で一周できます。大仏の他にも「五百羅漢」など見所が多い大仏殿です。

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(4)みんなの森 ぎふメディアコスモス

○建築がアートな公共図書館

館内の建築デザインが有名な、図書館を核にした公共施設です。岐阜市民のための施設ですが、誰でも図書館内に自由に出入りが出来ます。いまや岐阜市の観光スポットの一つになりました。

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○駐車場は2Fが障害者用

岐阜駅から2kmほどの場所です。

施設の横に駐車場棟があります。障害者用駐車区画は2Fです。入口に障害者用の空満のサイン表示があるので「空」を確認して2Fへ上がってください。

2Fのもっともメディアコスモス寄りに障害者用駐車区画があります。その近くにあるエレベーターで1Fへ下り、隣接するメディアコスモスの1F入口から入館してください。

駐車券を館内の「認証機」に通すと2時間まで駐車料金は無料になります。2時間を超える利用の場合、障害者手帳の提示で有料料金が半額に減免されます。この減免サービスを受けたい場合は、「認証機」に駐車券を通さずに、1F総合案内で駐車券と障害者手帳を提示して減免処理を受けて下さい。

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○館内はバリアフリー

メディアコスモスは2015年に開業した施設です。全館バリアフリーで車椅子での利用に大きな問題はありません。障害者用トイレは複数箇所に用意されます。

館内にはCVSやカフェがあります。CVSにアルコール類はありません。

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(5)岐阜シティタワー43展望台

○43Fの無料展望室

岐阜駅前にある「岐阜シティタワー43」には、バリアフリーな無料展望室があります。眺望はおおよそ180度角で、駅から北方面を臨みます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

駅から「黄金の信長像」を見ながら、タワー2Fにつながるデッキを通り車椅子でアクセス可能。地下駐車場もあります。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

シティタワーの2Fから43F展望室への直行エレベーターを利用します。

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○車椅子目線で眺望できる窓の高さ

無料展望室はフラット構造です。低い位置からある窓なので、車椅子目線で景観を楽しむことが出来ます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

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車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

南側を眺望するフロア半分は、スカイレストランです。予約制でパーティが出来ます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

○駐車場のバリアフリー状況

駐車場を利用する場合の注意点です。

駐車場の入口はシティタワーの1Fではなく、線路側に隣接する独立駐車場棟「駅西駐車場」の入口です。シティタワーの地下駐車場は「駅西駐車場」と地下で連絡します。

シティタワー地下駐車場と駅西駐車場は、利用料金の減免サービスは共通です。つまり一体となった駐車場です。駅西駐車場の上層階に駐車しても、バリアフリーにシティタワーへ移動することができます。

駅西駐車場の1Fは障害者用駐車区画のフロア。その1Fの管理事務所に精算前に駐車券と障害者手帳を提示すると、駐車料金が半額に減免されます。

 

○23時まで利用可能

「岐阜シティタワー43」展望室は、通常営業で23時まで。エレベーターの利用は22時まで。22時を過ぎるとエレベーターは下りしか利用できません。

 

岐阜市中心部には、車椅子でお得に楽しめる観光スポットがあります。短距離なら介助歩行が可能な方なら、岐阜大仏の参拝もお薦めします。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

名古屋の中心地を象徴する「オアシス21」は、車椅子で利用出来る施設です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

本稿は2019年4月の取材に基づいています。

 

 

○緑の大地から宇宙船を見上げる

「オアシス21」は名古屋中心地の公園でもあります。地上フロアの屋外に広がるスペースは「緑の大地」。芝生広場が広がり、桜などが植栽されるオープンな空間です。

久屋大通公園などからアクセスは、段差解消箇所があるので車椅子での移動は可能です。

「緑の大地」のトイレには障害者用が用意されています。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

○水の宇宙船の庭園へ

地上14mの高さに浮かぶ「水の宇宙船」の屋上部は開放されています。エレベーターは地下階から屋上までつながる1基のみで、エスカレーターは無く、階段しかありません。したがって混みあうことがあり、運が悪いと地上階からはなかなか車椅子でエレベーターに乗れないことがあります。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

○屋上園路はバリアフリー

宇宙船の屋上外周は園路になっています。フラットな構造で道幅にも余裕があるので、車椅子での空中散歩は可能です。

106m×36mのオパール形状の宇宙船は、約150tの水が満たされています。

「水の宇宙船」の屋上部にはトイレはありません。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

○バスターミナルへ

地下は2層構造。B1に相当するフロアはバスターミナルに直結します。

地上階から地下フロアへは、別のエレベーターがあります。また地上階からスロープで地下へ降りることもできます。

このフロアのトイレにも障害者用があります。

 

○銀河の広場へ

B2に相当する地下フロアは、イベントなどが開催される「銀河の広場」。フラットな構造で車椅子での利用は可能です。このフロアのトイレにも障害者用があります。

「銀河の広場」の横にオアシス21の商業施設がありショップやグルメ店が並びます。広場から商業施設にかけても、車椅子での移動が可能なフラット構造です。

そして「銀河の広場」のフロアから、栄の地下街に直結します。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

○地下街のバリアフリー状況

「銀河の広場」を起点として栄地下街に入ると、目の前が名鉄栄町駅です。そこから北方面の地下鉄久屋大通駅までは、段差なく車椅子で地下街を移動できます。

南方面の地下鉄栄駅に向かうと段差があります。ここには段差を迂回する「簡易エレベーター」があります。とても小さなエレベーターなので、重度障害の人の大型車椅子は入らない可能性があります。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

ここをクリアできれば、栄の三越まで地下街に段差はありません。地下街からは三越のB2に直結します。三越内のB2からB1への移動は狭いエレベーターになります。三越B1から上のフロアは一般的なエレベーターがあります。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

 

「オアシス21」の「水の宇宙船」は、広がる水面と名古屋中心部の景観を楽しみながら、車椅子で散策ができます。

車椅子で行く那須高原ドライブ~観光スポットのバリアフリー情報

那須高原には車椅子で利用出来るバリアフリーな観光スポットが数多くあります。知っているとより快適に車椅子ドライブが楽しめる、役に立つバリアフリー情報を紹介します。

 

最初に、那須高原らしい御用邸関連施設を2カ所紹介します。

 

「那須平成の森」

天皇陛下のお考えによって2008年に那須御用邸の半分にあたる約560haが宮内庁から環境省へ移管され、2011年に「平成の森」として公開されました。大正年代から御用邸用地として管理されてきた山岳エリアのため、ほとんどが人跡未踏の自然のまま。結果的に奇跡のような自然保護エリアとなった560haです。

車椅子で行く那須高原ドライブ

広い無料駐車場があり、障害者用駐車区画があります。駐車場のすぐ近くにバリアフリー設計の「フィールドセンター」が建てられ、障害者用トイレあり。トイレは微生物をつかった浄化設備のため、1時間に100人までしか利用できない規制があります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

フィールドセンターの横から、舗装されたバリアフリー周回通路が整備されています。距離はおおよそ300m。560haのほんの一部でしかありませんが、車椅子で「平成の森」を散策できます。

 

「那須高原ビジターセンター」

那須御用邸の一部が「平成の森」として一般開放されることに併せて建設が計画され、2011年に開館したバリアフリー施設です。那須の自然のハイレベルな展示解説がある環境省の施設で、施設の利用はすべて無料です。

車椅子で行く那須高原ドライブ

広い駐車場があり、障害者用駐車区画はやや奥の方。そこからスロープを上がり館内へ。エントランスを入ると、広いラウンジがあり、その横には「レクチャールーム」と「会議室」。ラウンジの横にはトイレがあり、障害者用トイレがあります。

「展示室」には、那須の自然や地形、森の生き物の紹介など、ハイテクを駆使したとても立派な展示があり、椅子やソファーは凝ったものが配置されています。展示内容は、小学校高学年から大人まで興味がもてるレベルです。

車椅子で行く那須高原ドライブ

展示室の横には「特別展示室」があり、那須と皇室の関わりについての展示があります。展示内容は、皇族の那須でのご様子を写したパネル写真が中心です。

センターの「園地」にはバリアフリー歩道が整備され、車椅子で那須連山を一望しながらの散歩が出来ます。

 

 

次に車椅子で観光が出来る、那須高原の自然景勝地を紹介します。

「殺生石」

「せっしょうせき」と読みます。那須温泉の源泉、火山活動の噴出口。「硫黄の匂い」が漂うエリア。「硫黄の匂い」は、硫化水素ガスで、毒ガスです。重い気体で低いゾーンに溜まるので、車椅子の人は極端に長時間この地に滞在しないことをお薦めします。重度障害で体力に問題がある人も、ご用心ください。

車椅子で行く那須高原ドライブ

駐車場は無料。障害者用駐車スペースの設定があり、一戸建て方式の公衆トイレには障害者用トイレが併設されています。障害者用駐車区画は、駐車場の一番奥にあり、そのすぐ横に「殺生石」ゾーンに向かう橋がありますが、この橋は階段があり車椅子では通れません。車椅子では、いったん車道に戻り、歩行者が通る路肩スペースがない危険な車道を進み、川を渡って、そこから30mくらいゴツゴツのオフロードを車椅子で進み、木道にアクセスすることになります。ここまでの車椅子アクセスは悪いと思ってください。

車椅子で行く那須高原ドライブ

「殺生石」一帯は、木道が整備され、傾斜路ですが気合を入れれば車椅子で回遊できます。この一帯だけが周囲の緑とは全く違う、草木も生えていない岩ゴロゴロの空間「賽の河原」。そして蛇に見える岩「盲蛇石」、地下から水蒸気があがる「無間地獄」、草津のような「湯ノ花採取」、そして不思議な、しかも大量の石像が並ぶ「野仏群」「千体地蔵」「教伝地蔵」と続きます。もっとも奥のスペースにある「殺生石」は、キツネの化け物が岩になって、それでも祟りを続けているという伝説の岩です。松尾芭蕉が、強いインパクトを受けて句を詠んだ地で「奥の細道名勝地」にも指定されています。

 

「つつじ吊橋」

駐車場から木道で行くバリアフリーな無料観光吊橋です。全長130m高さは38m 。13haの敷地に10万本のつつじが咲く「八幡」エリアのつつじ群生へと向かう橋です。

車椅子で行く那須高原ドライブ

駐車場には障害者用駐車区画があり、そのすぐ後ろから吊橋に向かうバリアフリー木道が始まります。駐車場から吊橋まで「190m」という表示。高原の森の中をバリアフリー木道で進みます。やや上り坂ですが、大した傾斜ではありません。木道は幅に余裕があり、車椅子同士がすれちがえる余裕があります。

吊橋の手前に「東屋」があり、車椅子で中に入ることができます。この「東屋」から吊橋の全貌がよく見えます。ここで吊橋にある「吹き流し」の様子を見ます。「東屋」の近くに吹き流しの見方が書いてある解説版があるので参照してください。「吹き流し」が真横に流れている時は、吊橋が「大きく揺れる」レベルの風が吹いている証です。

車椅子で行く那須高原ドライブ

2005年完成の吊橋で安全基準は満たしていますが、吊橋に乗るとそうとう揺れます。風がなくても、人が通ることで発生する振動が揺れを起こします。風による揺れを抑える対策で、橋の床の中央部はメッシュ構造で、下が見えます。横のフェンスも柵なので、横もよく見えます。

吊橋を渡り終わると、つつじ群生エリアに向かうルートになります。このつつじ群生エリアにも、一部ですがバリアフリー木道が整備されています。ただ吊橋を渡って降りた先にはやや段差があります。駐車場から吊橋までが、バリアフリールートです。

 

「那須高原展望台 恋人の聖地」

標高1048m、全国100番目の「恋人の聖地」になった、元有料道路にある車椅子で利用出来る展望台です。朝陽と夕陽、そして夜景が美しい展望台です。駐車スペースは12台と障害者用駐車スペースが2台分。道の反対側に公衆トイレがあり、障害者用トイレが併設されています。

車椅子で行く那須高原ドライブ

恋人が結ばれる条件は、夜景で見える光が「ピエロ」の形に見えるとハッピーエンドになるそうです。現地にピエロ伝説の詳しいことが書いてある解説版があり、夜景を見る要領が解ります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

 

観光牧場のバリアフリー状況です。

「千本松牧場」

基本的にとても古い施設ですが、バリアフリー化に努力をしているのは伝わってきます。

広い敷地に駐車場が複数あり、利用したい施設、行きたい場所の近くの駐車場に停めます。障害者用駐車区画は大型バス用の駐車場の一角です。この駐車場は、動物ふれあい広場や昭和天皇のお手植松には遠い駐車場になります。大型バス用の駐車場にあるトイレに、障害者用が併設されています。

車椅子で行く那須高原ドライブ

牧場内のメイン通路、桜並木は車椅子で快適に通行できますが、それ以外の道はオフロードになったり、車道併用で十分な歩道幅が無かったり、車進入禁止の柵が車椅子を阻んだりと、車椅子で苦戦する箇所があります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

一部の売店はスロープがない段差構造です。最も大きなお土産ショップは、傾斜が急ですがスロープがあります。ショップの中は、やや余裕のある通路設計。別棟のアイス売り場は車椅子で利用できます。

 

「南ヶ丘牧場」

敷地全域が傾斜地でその約70%が未舗装路。車椅子での行動範囲が限定される観光牧場です。

車椅子で行く那須高原ドライブ

駐車場は飛び地も含めて4か所に分かれます。障害者用駐車区画があるのは、牧場施設に隣接している第一駐車場で、2か所に合計7台分ほどのスペースが確保されています。

車椅子で行く那須高原ドライブ

路面が舗装されているのは、第一駐車場から物販店の前まで。そこから先は未舗装になります。

 

 

最後に「道の駅」やお土産店を紹介します。

「道の駅 那須高原友愛の森」

那須高原一帯の観光施設のなかで、最大規模で最高の集客力を誇る施設です。2015年「那須高原友愛の森」に臨時駐車場が開放され駐車台数がほぼ2倍になり、また那須街道からしか入場できなかったのが、県道30号線からも入場できるようになりました。

施設は「産直ショップ」「食事処」、工芸品の製造販売を担う「工芸館」、工芸品の展示もある「観光案内所」などがあります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

産直ショップは広くはなく、また通路幅も余裕はありませんが、トイレは設備更新されています。

食事処の名称は「なすとらん」。地場の食材をつかった“おふくろの味”がコンセプトのレストランです。車椅子で利用可能。営業はランチタイムのみです。

「工芸館」は昭和61年の開館。昭和の建物ですがスロープが設置され、車椅子でも店内回遊ができます。

車椅子で行く那須高原ドライブ

「観光案内所」は巨大な樽のような建物「観光交流センター」にあります。車椅子で利用可能。内装も面白いデザインです。

 

「道の駅 明治の森・黒磯」

7.5haの広大な敷地。大きな自然公園のような道の駅です。「旧青木那須別邸」の横には巨大な広場があり、四季折々のお花が栽培される「ハンナガーデン」とよばれるお花畑などがあります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

道の駅としては農産物産直ショップ、食事処、パン屋があり、いずれも段差をスロープで回避します。

トイレは独立棟に障害者用トイレが一つ併設。障害者用トイレは広く、設備は更新されています。

車椅子で行く那須高原ドライブ

「旧青木家那須別邸」は、平成初年に栃木県に寄贈され、平成8年から解体調査が行なわれ、同10年3月に元の位置から南東側約50メートルに移転して復元・改修し、道の駅「明治の森黒磯」の一施設として一般開放されるようになった、歴史的建造物です。入館料は障害者手帳の提示で本人は無料、1級の人は介助者1名まで無料に減免。駐車場からバリアフリー通路で別邸まで行けます。

明治の建築物ですから、別邸はバリアフリーではありません。後付スロープで玄関に上ります。そこから先は土足厳禁。別邸は屋根裏部屋付き2階建て構造ですが、エレベーターはないので、車椅子だと1階フロアを無理のない範囲でみることになります。

玄関横のウッドデッキには車椅子で行けます。また、別邸周辺はそれなりに車椅子で回遊できます。外からの鑑賞なら車椅子でも十分楽しめる施設です。

 

「お菓子の城 那須ハートランド」

那須インター近くにある、お菓子のお土産を買いたいニーズに特化した超大型店舗です。駐車場は、那須からインターチェンジに向かう帰りの目線で、店舗の手前が第二駐車場、店舗正面が第一駐車場、第一駐車場から店舗の裏に回ると広大な第三駐車場がある構造。いずれの駐車場にも障害者用駐車スペースはありません。

車椅子で行く那須高原ドライブ

店内入口はバリアフリー。店内もフラット床面に幅広通路でバリアフリー。1Fに綺麗で広い障害者用トイレがあります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

2Fにレストランと、お菓子工場の製造ラインが見学できる一角がありますが、エレベーターはありません。

広い敷地の「お菓子の城」の奥に、同じ会社が経営する「日帰り温泉」「いちご狩り園」、そしてブルーベリー園やカフェなどがある「花と体験の森」という3つの大型施設がある複合商業施設です

 

 

 

バリアフリー情報を参考に、車椅子での那須高原ドライブをお楽しみください。