かんぽの宿郡山 車椅子で行く福島観光 バリアフリー宿泊情報

福島県郡山市の「かんぽの宿郡山」は、立派な障害者用家族風呂施設がある東京都休養ホーム事業対象の温泉宿です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年4月の取材に基づいています。

○車椅子で行く磐梯熱海温泉

開業50周年。古い建物の改修と新棟増設により、快適なバリアフリーを実現しています。

郡山市内の中心部ではなく、名湯磐梯熱海温泉の宿。高速道路からアクセス良く、電車の駅もすぐ近くです。

○予約制のバリアフリー家族風呂

身体障がいのある人が名湯を楽しむ。そのためのとても立派な家族風呂が新設棟に用意されています。とても広くて設備は充実。重度障害の人も介助者と利用できます。大型のベッド。使いやすいトイレ。お風呂用の車椅子。必要であれば天井リフトの用意もあります。

お風呂自体も素晴らしい。浴槽は3人入ることが出来るゆとりの大きさ。洗い場も3つ。シャワーは便利なワンタッチ式。もちろん入口から洗い場までは完全フラット。一般の宿泊施設が用意する施設としては、ハイレベルなバリアフリー家族風呂です。

利用時間は原則1時間。宿泊者でも一般利用は有料ですが、障害者手帳があると無料で利用できます。早いモノ勝ちの予約制。利用時間帯を決めて早めにお申し込みください。

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

○古い設備のバリアフリー改修状況

基本は50年前の建物なので元々は段差がある構造ですが、段差箇所はスロープ対応改修済み。駐車場には屋根付き障害者用駐車スペースを設置。ただしエントランスンまで30mは、屋根無し空間です。

バリアフリールームは3Fに一部屋。ツインルームで最大3人宿泊可能。ドアは引き戸に改修済み。室内はバリアフリーで、お風呂からベッドにかけて天井リフトが用意されています。洗面台も車椅子でそのまま利用できるタイプ。ベッドは電動可動式。現時点で考えられるバリアフリー対策はすべて詰め込まれています。

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

○食事処は可動式テーブル席

食事をする広間は、一部小間上がりスペースもありますが、一般的な可動式のテーブルと椅子なので、車椅子での利用は可能です。

施設は3フロア構造。各階のトイレは改修済みで、障害者用トイレが設置されています。

エレベーターは2系統。まだ新しく後付したばかりのエレベーターに見えます。車椅子での上下階移動に不便はありません。

○駅前の足湯はバリアフリー

「かんぽの宿郡山」の紹介からはずれますが、磐梯熱海駅前にある無料の足湯施設はバリアフリーです。もちろん車椅子のままでは利用できませんが、腰かけるところまではフラット構造。足湯施設としては身体障がいのある人でも利用しやすい設計です。それほど賑やかな駅前ではありませんが、駅にもスロープがあるので、時間があればお立ち寄りください。

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

名湯磐梯熱海温泉を車椅子で楽しむ。特にバリアフリー家族風呂はお薦めです。

車椅子で行く多摩湖 掬水亭 バリアフリー情報

多摩湖の景観が楽しめるホテル&レストラン「掬水亭」は、車椅子での利用にいくつか注意すべき点があります。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年10月の取材に基づいています。

 

○西武遊園地のお隣

貯水池「多摩湖」の湖畔に建つ施設です。場所は西武遊園地の隣。6F構造で、眺めの良い最上階は中華料理のレストラン。1Fと2Fの大浴場は、日帰りでも利用できます。

掬水亭

○駐車場のバリアフリー状況

「レオライナー」の「遊園地西」駅からは徒歩1分ですが、1Fエントランスまでは急坂があるので、車椅子利用者は車の利用が便利です。

専用駐車場があり収容台数は40台。障害者用駐車区画はありません。駐車スペースの多くは狭く、かつ傾斜路面なので、健常者がドライバーの場合は、車椅子利用者はエントランス前での乗降をお薦めします。

 

○障害者用トイレは1F

館内への出入口は自動ドア。1Fは受付やお土産コーナー、喫茶などがあり、段差構造箇所は全てスロープ対応です。

掬水亭

障害者用トイレは、レストランフロアには無く1Fだけです。車椅子でのレストラン利用の際は、この点はご注意ください。

掬水亭

○レストラン展望席は2段下

6Fのレストランは、多摩湖を見下ろす眺望が素晴らしいお店です。ただし窓際の席へは2段の段差があります。テーブル席からでも眺望が楽しめるので、段差が無理な方は段差のない席を利用してください。週末は混むので予約がお薦めです。予約時に、車椅子利用と障がいの状況をスタッフに相談してください。

掬水亭

○日帰り温泉は一般的なフラット状況

日帰り温泉施設は、車椅子のための特別な設備はありませんが、手すりの設置など一般的なバリアフリー仕様です。介助歩行が可能な方なら、利用出来ると思います。障がいの状況をスタッフに相談してください。

お風呂は、狭山茶を配合した天然色素のオリジナルパウダーを使用。名称は「狭山の茶湯」です。

掬水亭

「掬水亭」は古い施設ですが改装されています。車椅子でのレストラン利用は可能です。スタッフに障がいの状況を事前に相談して、適切な対応をお願いして下さい。

車椅子で利用する かんぽの宿潮来 バリアフリー情報

茨城県潮来市の「かんぽの宿潮来」は、バリアフリー客室があり、車椅子でレストランの利用が出来るホテルです。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年2月の取材に基づいています。

○北浦を臨む高台のホテル

水郷潮来周辺では、車椅子で利用しやすい施設の一つです。アクセスは車が便利。北浦を臨む高台に建つホテルで、広々した駐車場があります。エントランス近くに障害者用駐車区画が2台分。屋根無し駐車区画ですが、フラットにホテル入口まで行くことができます。

かんぽの宿潮来

○1Fはバリアフリー

バリアフリー改修が進んでいるホテルです。1Fはフロントとロビー、そしてレストランや宴会場があるフロア。ロビーから北浦の雄大な眺めを楽しめます。フラットな構造で、車椅子で利用しやすいフロア。障害者用トイレがあります。

かんぽの宿潮来

かんぽの宿潮来

○レストランは車椅子可

レストランは改装されて、とても綺麗です。床面はフラットでテーブル席。車椅子での利用は可能です。

宿泊時の利用だけではなく、ランチタイムの日帰り利用が出来ます。北浦周辺では、車椅子で利用出来る希少なレストランです。

かんぽの宿潮来

かんぽの宿潮来

○移動介助レールがあるお部屋

バリアフリー対応客室はツインタイプで2室。ベッドからお風呂まで、天井吊り下げタイプの移動介助レールが用意されています。

○眼下は「白鳥の里」

「かんぽの宿潮来」から北浦に下りたところは「白鳥の里」。冬には白鳥など数多くの渡り鳥が越冬のために飛来する場所です。

10台程度の駐車スペースが用意されています。餌付け場は段差の下になりますが、北浦の護岸から渡り鳥の姿を車椅子で観察するとが出来ます。

かんぽの宿潮来

かんぽの宿潮来

かんぽの宿潮来

「かんぽの宿潮来」は改装された、車椅子で利用できるホテルです。