上野公園 藝大アートプラザ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

藝大上野キャンパス美術学部内に2018年10月に誕生した施設です。入場は無料。営業時間は10時から18時で、月曜日は定休です。

藝大の学生、教職員、卒業生の作品が展示販売され、常設展、企画展が開催されます。現在のところアートプラザ前にキッチンカーが出店。前庭のフリーテーブルでティータイムを楽しむことが出来ます。

駐車場は身障者用も含めて用意されていません。徒歩でのアートプラザへのアクセスルートは3通りあります。アートプラザ正面「正木門」から入るルートは段差があるので、車椅子では通行できません。

美術学部正門から入ると左折して約50m先。この50m区間の前半が、路面に凹凸がある舗装路で、車椅子がガタゴトします。

上野公園寄りの旧美術学部正門から入ると約30m先。凸凹はありませんが、門から10mの区間が急な傾斜路です。「正木門」ルート以外の、凸凹ルートか坂道ルートを選択してください。

アートプラザの周辺および内部はフラットでバリアフリーです。入口は自動ドアで、内部の通路は車椅子が通行できる幅があります。混雑していなければ車椅子で移動できます。

アートプラザ内にバリアフリートイレはありません。藝大美術館の1Fパブリックエリア内にあります。

藝大の学内を超えて、藝大の作品が社会に、世界に開かれてつながる場所。そういう意味で「ここは藝大の出島である」というコピーが付けられています。藝大内部の閉ざされた世界に出会える場所です。

車椅子で行く上野公園 藝大アートプラザ バリアフリー情報

展示販売される作品の値段はピンからキリまで。千円の作品から、百万円の単位の作品まであります。常設展に展示されている作品でも、ほとんど買うことができます。また藝大オリジナルのお菓子類やクリアファイルなどが販売されています。お土産に購入できます。

藝大美術学部で、どのような作品が製作されているのか。興味のある方は「藝大の出島」をご利用ください。短い距離の悪路がありますが、車椅子での利用は可能です。

別稿で「上野公園 藝大美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」を掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年10月の取材に基づいています)