栃木県さくら市にある施設で、地元出身の仏画家の「荒井寛方室」、さくら市ゆかりの詩人「野口雨情コーナー」、のこぎり研究家吉川金次氏を記念した「鋸展示室」、地域の歴史民俗を紹介する「自然・歴史・文化展示室」、そして展覧会が開催されるギャラリーがあるユニークな構成のミュージアムです。
さくら市ミュージアムは有料の施設で、障がい者減免制度はさくら市民に限り、市外の障がい者には適用されません。
アクセスは車が便利です。一般駐車場とは別の場所に身障者用駐車スペースが2台分設けられています。身障者用駐車スペースからは、フラットな路面を通りエントランスに進めます。
エントランスには緩やかな傾斜の段差迂回スロープがあります。ミュージアムの入口は自動ドアです。
バリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。
さくら市ミュージアムの各展示室はワンフロアに配置されています。いずれもフラットな構造で、車椅子で観覧できます。館内はバリアフリー仕様です。
さくら市ミュージアムの周辺は、縄文遺跡と中世の勝山城跡が複合している公園ですが、散策路は未舗装で段差があるので、車椅子での散策には不向きです。
さくら市にあるバリアフリーな産直ショップ「JAしおのや農産物直売所さくら」を別稿で紹介しています。ご参照ください。
(本稿は2023年2月に執筆しました)