車椅子で行く六本木ヒルズ~イベント紹介

六本木ヒルズで開催される数多くのイベント。その中でもヒルズアリーナや大屋根プラザなどで開催される公開型イベントは、車椅子で参加できるのか、どこまでバリアフリーなのか。近年のイベントの実際を紹介します。

 

最初は毎年恒例のビッグイベントから

六本木ヒルズ~イベント

○テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り

各テレビ局が開催する夏のイベントの中で、最大の動員数を誇るのが「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り」です。公式発表で2017年は585万人の動員。ワンデーパス「サマパス」は大人2,000円、子ども1,000円。ということは「サマパス」の売上だけで、○十億円の収入のはず。今やビッグイベントです。

六本木ヒルズ~テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り

土日は朝から大混雑。客層からいってベビーカー族が多い。その上、六本木ヒルズ慣れしていない人も多い。六本木ヒルズは、傾斜地に複数の「レベル」を設けた設計。直感的に移動することが難しい構造です。「行き方がわからない」という声がアチラコチラから聞こえます。見る限り、エレベーターの利用は大変な状況でした。特に中央部の森美術館入口までつながる系統のエレベーターがひどい混雑。車椅子の方は、この点はご注意ください。

小さな子供連れが多いので、高いワンデーパスを買っても、お帰りは案外早いようです。必ずそうだと保証はできませんが、夕方になると急に空くことが多いようです。

六本木ヒルズ~イベント

○六本木ヒルズのクリスマス

日本を代表するクリスマスイベントの一つです。大屋根プラザには「クリスマスマーケット」が登場。とても素敵な企画なのですが、グッズショップはバリア構造で車椅子での利用は不適。グルメ売店、飲食スタンドは大混雑。残念ながら、車椅子では大屋根プラザは遠目で見る程度がお薦めです。

六本木ヒルズ~クリスマス

大屋根プラザからウエストウォークへ。大型クリスマスツリーが室内展示されています。新登場の球体を組み合わせた進化系デザインツリーで、カラーライトの照射により刻々とツリーの表情が変わります。ここは車椅子での鑑賞に問題はありません。

屋外展示のメインツリーは66プラザに。光モノのツリーです。66プラザツリーは17時に点灯してからが鑑賞の旬。暗くなってから鑑賞してください。もっとも造形がよく解るので昼間も面白いツリーです。

六本木ヒルズ~クリスマス

けやき坂イルミネーションは不動の人気イルミネーション企画。坂道ですが車椅子での鑑賞は可能です。良いポジションを確保して、LED120万灯の輝きをお楽しみください。他に毛利庭園のライトアップも車椅子での鑑賞は可能です。

六本木ヒルズ~イベント

次は「お酒」のイベントです。

 

○CRAFT SAKE WEEK

中田英寿氏が率いるJAPAN CRAFT SAKE COMPANYがプロデュース。日本全国から選りすぐりの酒蔵が出店し、旨い日本酒が飲めるイベント。2018年は4月20日から30日までの11日間の開催。毎日10の蔵元が出店。総計110の蔵元の酒を楽しめるイベントです。

六本木ヒルズ~イベント紹介

基本はバリアフリーですが敵は混雑。2018年は最終日の祝日に出向いたとろ、会場は大盛況。これだけ混み合うと車椅子では大変です。車椅子にテーブルをつけて参加するのがベストかもしれません。

 

○ベルギービールウィークエンド東京

2017年は9月14日から18日の5日間の開催。用意されたビールの種類は107と公表されています。会場の周囲にビールスタンドが並び、それぞれ10種類ほどの銘柄を販売。おつまみ系スタンドではベルギー名物フリッツなどを販売。基本スタイルは立って買い、そのまま立って呑み食い。販売スタンドは背が高いので、車椅子の人は健常者と同行した方が便利です。健常者は会場内外に置かれた小箱に座ることも可。テーブルが付けられる車椅子なら、ビールとつまみを手元におけて、完璧です。

六本木ヒルズ~イベント紹介

会場の施設を総括すれば、買う、呑む、食べる、洗う。すべて車椅子仕様ではありません。ちょっと残念です。

 

最後は面白スポットイベントです。

 

○ほぼ日 生活のたのしみ展

ほぼ日刊イトイ新聞の企画。六本木ヒルズ大屋根プラザに「たのしみ商店街」が出現。2017年3月24日から26日まで、3日間限定開催のイベントです。雑貨屋、道具屋など、その世界では有名な個性派店舗が20店舗並びました。想像以上の大混雑、大行列のお店、売り切れる人気商品。混雑で車椅子は苦戦。近づくことが出来た店舗は、三分の一ほどでした。

六本木ヒルズ~イベント紹介

○日産スカイライン60周年記念イベント

2017年4月21日から24日までの4日間、六本木ヒルズアリーナに全13台の歴代スカイラインが展示されました。会場はシニア層だけ、という予想に反し、20代は少数ながら、30代は多数派。熱心にクラシックスカイラインの写真を撮っています。会場は適度な混雑状況で、通路幅はワイド。車椅子でゆっくり鑑賞できました。

六本木ヒルズ~イベント紹介

○ロールス・ロイス・モーター・カーズ

2017年6月30日から7月2日の3日間、ヒルズアリーナにロールス・ロイスが並びました。一部の車両は乗り込み可。またイベントガールが場内を回り、無料でドリンクをサービスする企画までありました。

王侯貴族が愛するブランド。オーナーの好みで、世界で一台のロールス・ロイスをオーダーすることができます。それが「ビスポーク」サービス。会場では、ヴァーチャルリアリティで、「ビスポーク」を体験する企画が行われていました。でも皆さん、絶対にそんな買い物はしない、ということで、見ている限り、あまり参加者はいないようでした。

六本木ヒルズ~イベント紹介

多彩なイベントが楽しい六本木ヒルズ。イベント情報をチェックして、車椅子で参加してください。