車椅子で行く六本木ヒルズ~クリスマスのバリアフリー事情

六本木ヒルズ~クリスマス

毎年恒例の「六本木ヒルズのクリスマス」。車椅子でイベントに参加できるのか。クリスマスツリー、イルミネーション、コンサート、マーケットなど、各現場の実際を紹介します。

六本木ヒルズ~クリスマス

○屋外メインツリーは66プラザ

クリスマスといえばツリー。最大のクリスマスツリーは「66プラザ」にあります。オリジナルシンボルツリー「66プラザイルミネーション」。デザインのテーマは「風光」ということで、風に吹かれて揺れ動く飾りで覆われたツリーです。

六本木ヒルズ~クリスマス

古典的なクリスマスツリーとは違う進化系。飾りが揺れ動く様子は、昼間のほうがよく解ります。また夜は、時間とともに色が変わる仕掛け。ホワイト、レッド、キャンドル、アンバーなどにカラーが変化します。

もちろん車椅子で鑑賞可能。記念撮影も可能。存分に進化系ツリーをお楽しみください。

六本木ヒルズ~クリスマス

○屋内ツリーはウエストウォークに

2016年から登場した「ウエストウォークイルミネーション」は、光のバルーンのクリスマスツリーです。ウエストウォークの屋内にあるので、寒さに弱い重度障害の方も、安心して鑑賞できるツリーです。球体を組み合わせた進化系デザインツリーで、カラーライトの照射により刻々とツリーの表情が変わります。ここは車椅子での鑑賞に問題はありません。夕方以後はスペシャル演出が始まります。

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○人気No.1、けやき坂イルミネーション

LED120万灯の輝きを楽しむ。坂道ですが車椅子での鑑賞は可能です。よほどのことがないと、歩道が人で溢れるような状況にはなりません。寒色系と暖色系が交互に発光します。良いポジションを確保して車椅子でご覧ください。

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○ハートのリング、毛利庭園イルミネーション

通常は車椅子で鑑賞可能なレベルの混み方です。しかしながら、記念撮影ポイントのハートのリングに行くには段差があります。車椅子では、手前から写真を撮りましょう。

六本木ヒルズ~クリスマス

○ヒルズアリーナのクリスマスコンサート

ヒルズアリーナで開催される「クリスマスコンサート」。入場無料のイベントです。ヒルズアリーナは超満員に。よほど早い時間から場所取りをしないと、車椅子で入り込む状況ではありません。もっとも音楽はステージから離れていても聞こえるので、人ごみの外から楽しむ事はできます。無理はせずに、車椅子で安全に楽しみましょう。

六本木ヒルズ~クリスマス

 

○大屋根プラザ、クリスマスマーケット

車椅子利用での問題企画はこれです。

ドイツでクリスマスに登場する、ドイツ流デコレーション店舗。飲食と物販店が出店します。飲食系屋台では、ドイツ人マイスターの手作りケーキとお菓子。温まるメニュー「ジャーマンカレードッグ」と「アイントプフ」。ドイツ風ビーフシチュー「グーラッシュ」。ドイツのカツレツ「シュニッシェル」。そしてもちろん定番のソーセージとビール。寒くてもビールです。立ち食い立ち飲みが出来るコーナーと、座れるテーブル席が用意されています。

六本木ヒルズ~クリスマス

グッズ系の屋台及び店舗が充実です。デザイン性抜群のカード、ガラス細工、ドイツ伝統工芸の「オーナメント」、シナモンやクローズなどで作られたスパイスをつかったリース「スパイスデコレーション」。そして、ランチョンマット、ナプキンなどの必須デコレーションアイテムなどなど。非日本的なクリスマスグッズが並びます。

六本木ヒルズ~クリスマス

最大規模の店舗がクリスマスショップ「ケーテ・ウォルファルト」。クリスマスグッズがびっしり詰まった、屋台ではなく独立型の店舗です。混雑対策として入口と出口を分離。店内は一方通行で回ります。

ところがグッズショップはバリア構造で車椅子での利用は不適。グルメ売店、飲食スタンドは大混雑。残念ながら、混雑している場合は、車椅子では大屋根プラザは遠目で見る程度がお薦めです。

六本木ヒルズ~クリスマス

○センターサークルは渋滞覚悟

混雑ピーク時期のお帰り時間帯は、車移動派の車椅子利用者は、ヒルズ内で渋滞する覚悟をして下さい。センターサークルから「けやき坂」へ出るところが、横断歩道の歩行者が途絶えないので渋滞のボトルネックになります。そこが起点となり、センターサークル内で渋滞が発生。お帰りピークの時間帯には、各駐車場内からセンターサークルへ車が詰ります。渋滞が大嫌いな人は、帰りにセンターサークルを通行しない場所にある駐車場の利用をお薦めします。

六本木ヒルズ~クリスマス

車椅子での問題は、大屋根プラザの「クリスマスマーケット」の利用です。今後なんとかバリアフリーに改良していただきたい企画です。