農林水産業で働く障がい者のための令和3年度農福連携施策

農福連携施策

農林水産省が推進している農福連携。令和3年度の予算では「農山漁村振興交付金」が概算で98億円計上されています。その予算から、以下の農福連携事業を実施することが公表されました。事業目標は「令和6年度までに農福連携に取り組む主体を新たに3,000件創出する」ことです。

・農福、林福、水福連携の取組において、障害者や生活困窮者等の農林水産業に関する技術習得や作業工程のマニュアル化等を支援(上限150万円等)

・障害者等の雇用、就労に配慮した農林水産業用施設(農業生産施設、苗木生産施設、水産養殖施設等)及び安全・衛生面にかかる付帯施設等の整備を支援(上限1,000万円、2,500万円等)

・農福、林福、水福連携の全国的な展開に向けたプロモーション等を支援(上限1,000万円等)

・都道府県が実施する農林漁業者向けの普及啓発、農福、林福、水福連携の定着に向けた専門人材の育成等、現場の課題に即した取組を支援(上限500万円)

農福連携が目指している成果については、別稿「障がい者と仕事 農福連携事業 表彰審査基準からみる成果目標」を参照してください。

《生きるちから舎ニュース 2021年3月16日付》