創建は1509年。茨城県龍ヶ崎市にある女化(おなばけ)神社は、狐の恩返し伝説に基づく親子狐像が護る神社です。境内の多くは未舗装路面ですが、車椅子参拝が出来ないことはありません。
アクセスは車が便利。駐車場は参道側ではなく、本殿の横にあります。駐車場は未舗装路面です。
駐車場から未舗装砂利路面を通り境内に入ります。苦戦しますが車椅子が動かないほどの悪路ではありません。
砂利のない未舗装路面のほうが、車椅子が動きます。
境内を進むと参道が見えてきます。参道は舗装路です。参道に乗り上げて車椅子参拝をします。
社務所は参道の横です。未舗装路面を横断しますが、参道と社務所入口にはそれぞれ段差回避箇所があります。
社務所の横に狐の恩返し伝説と親子狐石像の詳しい解説版があります。
参道を通り鳥居をくぐり本殿に向かいます。参道上は問題なく車椅子で移動できます。
参道の途中にある手水舎は車椅子でお浄めができる構造です。
拝殿前まで車椅子で問題なく移動できます。
拝殿の賽銭箱は2段の上。車椅子では段の手前からの参拝になります。
社殿の壁には狐の恩返し伝説の絵が飾られています。だいぶ傷んでいますが、絵を識別できる状況です。
竜ヶ崎市の女化神社は、駐車場からの未舗装路面を通行できれば、車椅子で参拝できる神社です。
(本稿は2023年10月に執筆しました)