静岡県函南町、明太子の「かねふく」が運営する「めんたいパーク伊豆」は、2018年に誕生した「めんたいパーク」です。車椅子からみた、現地のバリアフリー状況を紹介します。
「めんたいパーク大洗」から始まった工場直売所企画も、「めんたいパーク伊豆」で5軒目になります。「めんたいパーク伊豆」には、これまで培われた運営ノウハウが詰め込まれています。
大型バス用の駐車場を整備して、館内は団体客に備えた休憩スペースを確保しています。2フロア構造で、2Fは来客が遊び、くつろぐためのスペースです。
無料給茶機を複数箇所に導入して、来客のお茶ニーズに応えます。
そして工場見学コース「つぶつぶランド」は、インスタ映えする企画に進化しています。
車椅子でのアクセス方法です。伊豆仁田駅から徒歩20分の案内です。
車椅子利用者は車の利用が便利。180台を収容する無料駐車場があります。
身障者用駐車スペースは、エントランスを正面からみて左側にあります。車椅子では、そこからスロープを上り館内へ入ります。
フラットな構造でスペースに余裕があるので、館内全域車椅子で問題なく利用できます。バリアフリートイレは1Fに2つ用意されています。
2Fへはエレベーターで上ります。エレベーターの内装は、独特の世界観です。
ガラス越しにみる工場見学。車椅子からの低い目線でも、明太子の製造作業の様子を見学できます。
車椅子利用上の細かい注意事項です。2Fバルコニー「富士見エリア」の足湯は、構造的に段差があります。
1F「つぶつぶランド」内にある記念撮影用のセットの内、左側にある明太子のパッケージの中に入るセットは、出入口の幅が狭く、一般的なサイズの車椅子では利用できません。
隣接する「伊豆ゲートウェイ函南」と併せて、バリアフリーな観光エリアです。「めんたいパーク伊豆」は車椅子で楽しめる施設です。
世界文化遺産「韮山反射炉」を別稿で紹介しています。ご参照ください。
(本稿は2019年12月の取材に基づいています)