神奈川県真鶴岬の先端にある「ケープ真鶴」は、車椅子で利用できる観光施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「ケープ真鶴」は1Fが売店、喫茶、休憩コーナーなどがある観光施設、2Fは有料施設「真鶴町立遠藤貝類博物館」です。古くからある建物ですが、館内は車椅子で利用できない決定的な段差箇所はありません。
ケープ真鶴の敷地からは、見渡す限りの海のパノラマが楽しめます。眼下には名勝三ツ石。ただし三ツ石方面へは階段路なので車椅子で下りることはできません。

車椅子でのアクセス方法です。アクセスは車が便利です。一般駐車場は「ケープ真鶴」手前の坂の下にありますが、身障者用駐車区画は「ケープ真鶴」エントランス前のロータリーに屋根無しで3台分用意されています。ここに駐車すれば、ほぼフラットなルートで「ケープ真鶴」に移動できます。

1Fのバリアフリー状況です。「ケープ真鶴」の出入口は2か所で、どちらも手動ドアです。車椅子利用者は介助者いると助かる構造のドアです。

売店、喫茶、休憩コーナー、そして自然紹介コーナーなど、すべてフラットでスペースに余裕があり車椅子での利用は可能です。

バリアフリートイレは1Fに1つあります。

1Fの休憩コーナー側ドアから外に出ると展望広場があります。

舗装通路がある未舗装路広場で、三ツ石を見下ろす地点まで車椅子での移動は可能です。

2019年にハート形の石「ラブストーン」が新たに設置されました。

遠藤貝類博物館のバリアフリー状況です。2Fへはエレベーターで上ります。遠藤貝類博物館の入館料は障がい者減免制度があり、本人の入館料が無料に減免されます。
4つの展示室があるミニ博物館で、フラット構造なので車椅子で利用できます。真鶴の貝類収集家が集めた4,500種50,000点のコレクションからの展示です。

真鶴岬自然散策の拠点ですが、自然観察路散策は未舗装で段差があります。「ケープ真鶴」は、車椅子で名勝三ツ石の景観を楽しみ、お土産をみて、休憩ができる施設です。
静岡県熱海市の「熱海梅園」を別稿で紹介しています。ご参照ください。
(本稿は2019年12月の取材に基づいています)