千葉県いすみ市の大原港にある「夷隅東部漁業組合」の漁協直営食堂です。「いさばや」は漢字では「五十集屋」で魚屋を意味します。開業は2004年ですが、2019年4月に現在の店舗へ新築移転しました。52席ある食堂と海産物直売所があるお店です。
アクセスは大原駅から徒歩20分の案内。車の利用が便利です。店舗前に十数台を収容する駐車場があります。駐車場は未舗装ですが、路面は固いので車椅子が動きます。店舗エントランスに近い駐車区画が身障者用駐車スペースで、そのすぐ横から舗装路面になっています。
エントランスには段差迂回スロープが設置されています。店舗の出入口は手動の引き戸です。
店内に入ると直売コーナーがあり、鮮魚、干物、海産物加工品などが並びます。直売コーナーの後ろがトイレで綺麗なバリアフリートイレがあります。スペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器、着替え用のボードなどがあるトイレです。
食堂の状況です。先に入口で注文をして席につきます。会計は後払いです。店内はフラットな構造で、可動式テーブル席が配置されています。窓際の席よりも店内中央部の席のほうがスペースに余裕があります。お茶やお水はセルフサービスですが、お料理はスタッフが配膳します。
大原港で水揚げされる「千葉ブランド水産物認定」品は、イセエビ、マダコ、マダイ、サザエなど。食堂ではタコを中心にしたメニューが提供されています。メニューが絞られているためか、オーダーするとすぐに料理が提供されていました。
食堂の窓からは、大原港と停泊している漁船が見えます。地産地消の漁協食堂です。
大原港の「漁協食堂いさばや」は、2019年新築のバリアフリー店舗です。とても綺麗なバリアフリートイレがある、車椅子で利用できる食堂です。
(本稿は2022年7月に執筆しました)