静岡県「道の駅掛川」車椅子からみたバリアフリー情報

静岡県「道の駅掛川」車椅子からみたバリアフリー情報

「道の駅掛川」は2005年に開業した施設です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2015年8月の取材に基づいています。

 

○地産地消のビジネスモデル

国道1号線の掛川バイパス沿い、周囲は深い緑に囲まれた立地です。そこに地元の新鮮野菜が運び込まれ、地元の人を中心に集客しています。

掛川はお茶処です。道の駅の周辺も、いたるところがお茶畑。ブランド名は「掛川茶」。 深蒸し製法が特徴です。道の駅の中にもお茶屋さんが入っています。

地産地消のビジネスモデル

○駐車場のバリアフリー状況

今回は日曜日の取材でしたが、駐車場の車は圧倒的に地元ナンバーが多い。地元の人の休日のお出かけ先として人気があります。

到着時は駐車場の入口で3台程度の待ちが発生している状況でした。満車なのかと思いましたがそうではなく、スタッフが車の出入りを微調整して場内に誘導しています。

施設棟を取り巻くように駐車場が配置され、2か所に障害者用駐車スペースがあります。最初の障害者用駐車区画は屋根無し、施設をぐるりと廻った裏手の駐車場の障害者用駐車区画は屋根付きです。合計で6台分の障害者用駐車区画があります。

さらに少し離れた場所にも駐車場があります。

 

○施設の全体構成

施設は、産直ショップ、お土産コーナー、食事処などが入るメイン棟。

別棟の休憩所。

独立トイレ棟という構成です。

施設屋外には屋台が出店しています。

 

○メイン棟のバリアフリー状況

メイン棟は大きな施設です。フラットな床面、自動ドア、車椅子が通行できる通路幅など、基本的なバリアフリー要件は満たしています。

様々な売場、お店が入ります。

「特産物直売所」。パンフレットの前面に掲載されているのは、トマト、メロン、いちご、小芋。売り場にはそれ以外、葉もの、根もの他何でもあります。

「みやげ処」はハム、ソーセージ、ヨーグルトなどが特産。瓶入りのヨーグルトがあり、食後に瓶を返却すると瓶代がキャッシュバックされます。

飲食店はレストラン「うまい処」、蕎麦うどんの「仙の房」、手作り料理の「茶茶はちまん」、掛川茶が楽しめる「お茶処東山」、ソフトクリームなどの「喫茶コーナー」があります。

他にはCVSと宝くじ売り場が入ります。

メイン棟のバリアフリー状況

○休憩所のバリアフリー状況

別棟の休憩所の外観は塔のような形状です。

入口はスロープがあります。ドアは手動開閉式です。

休憩所としては1Fのスペースだけで、それほど広くはなく、収容人員は20名程度の施設です。何か買って食べるなら、ここの利用になります。空いていれば車椅子で利用できる構造です。

今回の取材は夏でしたが、休憩所は冷房が良く効いていました。

塔のような外観形状の休憩所の上部は、特に何もないようです。シンボルタワー的な意味合いで設計されたと思われます。

 

○トイレ棟のバリアフリー状況

トイレはトイレ棟だけで館内にはありません。

障害者用トイレは1つ。取材時点では、開業以来設備的なメンテナンスがないようで、かなり老朽化が進んだ状態でした。

 

「道の駅掛川」は、大きな物販売場と多彩な飲食サービスが魅力。地産地消のビジネスモデルで賑わっている活気ある施設です。