アークヒルズ クリスマス2018 バリアフリー情報

東京赤坂のアークヒルズのクリスマス。2018はオーセンティックな高さ7mのモミの木ツリーが登場しました。

恒例のアークヒルズのクリスマス企画。「アークヒルズ クリスマス2018」は11月16日から12月25日の開催。カラヤン広場の滝前にクリスマスツリーが飾られます。

アークヒルズは改装が進み、今ではバリアフリー施設になっています。カラヤン広場への車椅子でのアクセスに、大きな問題はありません。

エバーグリーンが2018のテーマ。高さ7mのモミの木は十勝産。「サンタランドツリーの会」を通して、クリスマスツリー用としてノルウェーの認証を受けたモミの木ということです。正統派で高級な、オーセンティックなクリスマスを楽しめます。このモミの木は、この後二次利用されることが決まっているそうです。

イベントの特別協賛は「マセラティ・ジャパン」。ツリーの隣にはマセラティ車が展示されています。

クリスマス2018の期間中は、ヒルズマルシェ、赤坂蚤の市はクリスマス特別仕様になります。また、コンサートやキッズワークショップも開催。関連イベントも車椅子での参加は可能です。

例年、クリスマスツリーの展示場所は、カラヤン広場の屋根の下でした。2018年の展示場所には屋根はありません。車椅子での雨天の利用はご注意ください。

「アークヒルズ クリスマス2018」は、大きなモミの木のクリスマスツリーを、車椅子で楽しめます。

アークヒルズの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

フジフイルムスクエア「ギルバート・コレクション展」バリアフリー情報

東京ミッドタウン内の「フジフイルムスクエア」で、2018年11月9日から同28日までの開催「ギルバート・コレクション展」。入場無料の企画展です。東京ミッドタウンはバリアフリー施設。フジフイルムスクエア内も車椅子での利用、見学に大きな問題はありません。バリアフリートイレの用意もあります。

車椅子利用での注意点です。「フジフイルムスクエア」入口で自動ドアなのは正面入口だけです。またどの入口も、屋根の無い区間を少し通るので、雨天は濡れます。

1900年代前半の米国作品コレクション展です。写真が発明された19世紀には、絵画的な表現が主流であったとのこと。それに対し、レンズの特性を生かしたシャープな表現が「ストレートフォトグラフィー」。その先駆け的なアーティスト10人の作品が展示されます。10人全員、すでに鬼籍に入るフォトグラファーです。

企画展のタイトル「ギルバート・コレクション展」は、米国のコレクターの名前です。1986年にそのコレクションから1,050点を京セラ(株)が購入し、京都国立近代美術館に寄贈したコレクションです。その中から、本展には約70点が出展されています。

1930年から1950年の作品が中心です。会場には、作品の簡単な解説が掲示されていますが、音声ガイドなど詳しい解説はありません。この時代の米国フイルムアートに精通している人はともかく、一般的な鑑賞者は、自分の目で作品をみて、自分で理解する企画展です。「写真表現の源流は、ここにある。」がキャッチコピーです。

京都国立近代美術館が所蔵するコレクションの一部を、車椅子から無料で楽しめる企画展です。

フジフィルムスクエアの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

21-21DESIGN SIGHT「民藝」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

庶民の生活の中にある芸術を見る。東京ミッドタウン内21-21DESIGN SIGHT企画展「民藝」は、2018年11月2日から2019年2月24日の開催です。とてもシンプルな構成と展示。「日本民藝館」の展示手法とほぼ同じイメージです。

企画展「民藝」は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。本展入場券の購入レシートで日本民藝館の入館料が割引になる、ということで、障害者手帳による無料入館でもレシートを渡されました。

21-21DESIGN SIGHTはバリアフリー施設です。周辺のミッドタウンパークはフラットな舗装路。展示室は地階。車椅子ではエレベーターで下ります。

地階に下りてから、健常者は更に階段を下りて展示を見るルートです。車椅子ではスロープルートでいったん最終展示コーナーに行き、少し逆流して最初の展示に戻ります。

「Gallery1」は日本民藝館の展示や研究に関わる映像展示です。フラットな展示室に可動式の椅子が並べられ、スクリーンを見ます。特に車椅子用のスペースは用意されていませんが、大混雑していなければ、好きなポジションから車椅子で映像を見ることができます。

「Gallery2」は、民藝品の数々が展示されるコーナー。展示台やケース、あるいは壁面展示で、民藝品が数多く展示されます。通路幅は余裕があり、展示ケース内の作品も車椅子から見ることが出来ます。車椅子で困ることや、見ることが出来ない展示品は、特にありません。

「Gallery2」の先、車椅子では最初にスロープで下りる場所の展示品だけが撮影可です。

21-21DESIGN SIGHTのこれまでの企画展とは違い、ハイテク系展示はなく、音響もほとんどありません。「民藝」は極めてシンプルな展示手法の企画展です。

21-21 DESIGN SIGHTの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。