車椅子で行く 板橋区立郷土資料館 バリアフリー情報

東京都板橋区の板橋区立郷土資料館は車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年11月の取材に基づいています。

○駐車は要事前連絡

駅からは距離のある立地で、駐車場はありません。「板橋区立郷土資料館」の敷地内アプローチ部分に、普通車が2台は停められるスペースがあります。車椅子利用者が駐車を希望する場合は、事前に資料館へ連絡してください。スペースが空いている状況なら、利用が許可されます。

板橋区立郷土資料館

○門扉の先が駐車スペース

施設敷地内への入口にはスライド型の門扉があり、通常は車が進入できないように、人が通る幅しか開けていません。駐車の許可が出ている場合、到着予定時刻には門扉が開けられています。敷地内に入ると、すぐ左手に歴史的建造物の展示があります。その前が障害者用の特別な駐車スペースです。

板橋区立郷土資料館

○常設展は入館無料

板橋区立郷土資料館は入館無料です。特別展・企画展も無料企画が多いのですが、有料の企画もあります。その際の障害者減免の有無については、その特別展・企画展次第ですので個別に確認してください。

入館無料の時は、あらたまった入館手続きはありません。資料館入口にカウンターが設置されているので、入館時に押して入ります。

板橋区立郷土資料館

○トイレ有り、エレベーター有り

資料館は2フロア構造。1Fに設備が新しい障害者用トイレがあります。またエレベーターがあるので、車椅子での上下階移動は可能です。

板橋区立郷土資料館

○施設内はフラット構造

資料館のエントランスは、フラットな路面で自動ドアです。1Fフロア内は段差の無い構造。展示室内も車椅子での移動に問題はありません。2Fフロア内も段差の無い構造なので、車椅子で利用できます。

板橋区立郷土資料館

○古民家の屋外展示あり

資料館の庭に、江戸時代後期に建てられた古民家が移築され、無料公開されています。資料館1Fから庭に出て見学します。この出入口は手動ドアで、且つ段差解消のための簡易スロープがありますが、車椅子で通ると少々衝撃を受けます。そしてお庭は未舗装面。古民家内部は段差構造です。屋外展示古民家の見学は頑張れば可能ですが、車椅子では少し苦戦します。

板橋区立郷土資料館

○公園に隣接

資料館は「赤塚溜池公園」に隣接しています。エントランス周辺からは、公園溜池の周辺の綺麗な光景を眺めることができます。

板橋区立郷土資料館

工夫を凝らした面白い企画展・特別展が開催されるので、期間中は来館者が多い資料館です。板橋区立郷土資料館は車椅子で利用できます。

車椅子で行く 板橋区立赤塚植物園 バリアフリー情報

東京都板橋区にある「板橋区立赤塚植物園」は、入園無料の植物園で、園内の約7割は車椅子で見学できます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年11月の取材に基づいています。

 

○アクセスが課題

1981年に開園した「板橋区立赤塚植物園」は、約1haの無料植物園です。駅からはかなりの距離がある立地で、専用駐車場はありません。車椅子でのアクセス方法は、決め手を欠きます。東京大仏が有名な乗蓮寺の隣、板橋区立美術館、同郷土資料館、都立赤塚公園などがあるエリアです。

板橋区立赤塚植物園

○本園はアップダウンあり

赤塚植物園は「本園」と「万葉・薬用園」に分かれます。

本園は起伏のある地形です。舗装された散策路があり、どのルートも進むと途中に階段があります。車椅子での園内一周はできません。

板橋区立赤塚植物園

車椅子では途中で引き返すことになりますが、舗装路をいけるところまで行くルートで、園内の7割は見学できます。

正面入口から管理舎側の右側コースは傾斜路で、その先にある小さな「日本庭園」内へは、段差があり車椅子では入ることができません。

板橋区立赤塚植物園

反対の左側ルートは、階段路の下まではほぼフラットなルートです。

板橋区立赤塚植物園

○万葉・薬用園は一周可能

本園の外側の道へ迂回して上り坂を進むと、万葉・薬用園の出入口に着きます。万葉集に詠まれた植物や薬用植物が植栽された分園で、車椅子で園内を一周できます。

帰りのルートで本園の「芝生広場」方面へ向かうと、車椅子では通行できない階段路があります。帰りも遠回りですが、園の外側迂回ルートを進んで下さい。

板橋区立赤塚植物園

○緑の相談室あり

園内の管理舎には緑化教育指導員が常駐する「緑の相談室」があり、植物に関する質問に答えていただけます。植物の名称の確認、栽培方法の相談などを受け付けます。板橋区立赤塚植物園

約600種の植栽がある植物園です。アクセスに決め手を欠き、園内は完全バリアフリーではありませんが、「板橋区立赤塚植物園」は無理のない範囲なら、車椅子で見学が出来る施設です。

東京国立博物館「博物館に初詣2019」バリアフリー情報

上野のトーハクは2019年も1/2から開館。車椅子で行った16年目になる新春の恒例イベントのバリアフリー状況を詳しく紹介します。

 

○亥アートの特別展示

トーハク「博物館に初詣」の恒例企画は、干支を題材にした作品の特別展示です。2019年も本館2Fの特別1室と2室で、亥アートの特別展示が企画されました。

東京国立博物館「博物館に初詣2019

本館2Fへのエレベーターは1基のみ。高齢の方を中心に混みあうことが多くなりました。また本館各展示室の出入口には、小さな段差があることが多いので、車椅子では注意して走行してください。

東京国立博物館「博物館に初詣2019

本館の地階には、広くて設備が新しい障害者用トイレがあります。

 

○新春特別イベント

2日と3日は新春特別イベントとして「和太鼓」や「獅子舞」が披露されます。会場は本館前の野外特設ステージ。広い前庭のどこからでも見ることができるので、車椅子での参加は可能です。野外で寒いので、体力に問題のある方は注意してください。

東京国立博物館「博物館に初詣2019

○カレンダーのプレゼント

2日と3日は、11時よりトーハク特製干支カレンダーの配布があります。配布場所は本館2F。数量限定ですが、これまでの経験ではそれほど急がなくても無くなることはありません。

東京国立博物館「博物館に初詣2019

○国宝の特別展示

2019年は、長谷川等伯の「松林図屏風」が特別公開。本物は本館の2Fで公開。1Fには複製が展示され、デジタル演出で、屏風に雪が降ったり、鳥が飛んだりします。靴を脱いで畳のお座敷席から鑑賞する趣向です。車椅子では畳に上がれませんが、横からデジタル演出を鑑賞することは出来ます。

東京国立博物館「博物館に初詣2019

○他にもお正月らしい作品の展示あり

本館の1F・2Fの各展示室では、お正月らしい作品の展示があります。国宝、重文級の特別展示もあり。トーハクの素晴らしい演出で、お正月を楽しむことが出来ます。

東京国立博物館「博物館に初詣2019

東京国立博物館「博物館に初詣2019

○トーハクのバリアフリー状況

身体障害者手帳を持っている人に限り、トーハクは駐車場の利用が可能です。事前予約が推奨されています。

トーハク入館料は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。

敷地内および館内はバリアフリー改修されています。車椅子での施設利用は可能です。

東京国立博物館「博物館に初詣2019

回を重ねるほどに混むようになりました。「博物館に初詣」は人気企画です。車椅子利用者は混雑に気をつけて下さい。